人は自分の人生を変えることができるのか

世界には溢れるばかりの人がいて、いろんな箱にぎゅうぎゅうに押し込まれて生活している。

押し込まれた箱の中では、皆が同じ作業を延々と続け、一生を終える。

今の自分に満足できない人が、この世界にはどれくらいいるんだろう。

見た目は充実しているように見えても、実際は真逆の生活をしている人もいるかもしれない。

今がベストだと信じて、最低賃金以下で強制労働させられているかもしれない。

自分より、過酷な環境で生活している人なんで山ほどいる。

自分は、恵まれているんだと言い聞かせているうちにどんどん感覚が麻痺していく。

こんな環境は嫌だ、現状を抜け出したい!

そう思えるうちは、まだ幸せなのかもしれない。

抜け出すのにも、また新しい箱を探すのも一苦労なのだが、

きっと今よりはいいところにいけるだろうと考える。

しかし、実際は、違う。

あなたが、あなたのまま、どの箱に入ろうとも現状は何も変わらない。

箱だけ変えたとしても、その箱の中には似たような人たちがきっといる。

だから、結局は自分自信が変わらないといけない。

抜け出すのではなくて、逃げ出すのではなくて、自ら変わるんだと。

結局、何をしてもこの結論に行き着く。

じゃあ、どうやったら自分って変われるの?

散々、変わろうと努力してきたけど結果はいつもダメだった。

人は何かに縛られている。

過去、誰かから受け取ってしまった言葉だ。

これはしてはダメ。

これはおかしい、正解はこうだ。

あなたには、向いていないから諦めなさい。

呪文のように、その言葉を事あるごとに心の中に繰り返し繰り返し刻み込んでいる。

1度しか言われたことのない言葉なのに、それが自分自身で刻み込んでしまったばかりに

何度か会ったことのある人の名前は思い出せないのに、それだけは忘れない。

人は、無意識に、もしかしたら、意識して、悲劇を繰り返すのかもしれない。

悲劇を考えれば考えるほど、悲劇に吸い寄せられていくし
悲劇が起きたとしても、ああ、やはり起きてしまったと心の準備もできる。

喜劇ばかり考えていれば、喜劇しか吸い寄せないのにと熱弁されても
理解はできるのだけれど、自分がそれに当てはまるとなぜ言えるのかと不安しかない。

悲劇を繰り返す人は、失敗するのが怖くて行動できない人なんだ。

自分は失敗の連鎖の中を延々と彷徨っているのに。

今以上の悲劇は起きようもないのに、それを恐れている。

今の方が、きっと幸せだ、と思い込んでいる。

まずは、そこから這い上がることを始めないといけない。

今世紀最大の勇気が必要になるけどね。