事実婚と届出婚と、パスポートと恋せよ乙女。

今更ですが、何年か前に騒がれた『逃げるは恥だが役に立つ』をもう一度観る機会があり、前回と同様ニヤニヤしながら観させていただいた。

今回は2回目だし大丈夫だろうと思いながら観ていたけど、やはり、恥ずかしくなってしまった。

絶対こんなカポーは存在しないであろう。漫画だから成立するようなものだと言い聞かせながらも多少は存在してほしいなと思う私の心。

この2人のやりとりを他人目線から観ても恥ずかしくて赤面するのに、自分がこの空間に巻き込まれることがあったら、顔が爆発して死んでしまうのではないかと思うくらい恥ずかしい。

そのくらい、無意味に赤面症な私。

でも、幸せが伝わってくるのでよしとしよう。
観てて恥ずかしくなっちゃうけど、そこは幸せのために我慢だ。

さてはて、このドラマのテーマ(と私は思っているけど?)の「事実婚」だが、こんな制度があるなんてこのドラマを観るまで知らなかった。

内縁の妻とかいう言葉は知っていたけど、あれってただの同棲でしょ? 同居人に過ぎないんでしょ? と勝手に思い込んでいた。

でも、全然違うんだとこのドラマを観て、お勉強できた。

もし、こんな制度があるのなら、みんなこれでいいのでは?! と、一瞬考えた。

のだが、実際は、まだまだ認知度が低くて、それでいて届出婚(法律婚)と比べるとやはり認められていない感が滲み出ているのは事実。

それを、このドラマを通してもっと認知度を上げていこうという事なのか?

そもそも、事実婚と届出婚の違いって何なんだろう。という疑問を簡単に読める記事を探した。

事実婚でパートナーと歩むを発見し、参考にさせていただいた。

そもそも、事実婚する理由として

  • 何らかの事情で届出婚ができない人(重婚など)
  • 届出婚後の名義変更などの手続きが面倒、また離婚後も同様に処理が必要
  • ただあなたの扶養に入りたいだけ
  • いつでも自由に別れられる
  • 別れたとしても×がつかない、名義も変わらないので結婚しても離婚しても周りにバレない

こんな感じで、人それぞれ理由があるようだ。

私も、誰かの扶養に入りたい!ただそれだけなら、届出婚までしなくても、簡単に出来るからいい制度だ。

(そもそも、誰かに養ってもらうためだけに事実婚する人はそんなにいないだろうけど、このドラマでは結局のところそういう理由みたいなもんだから、生計を一にしていればいいという事?)

恐らく、事実婚を選ぶ人たちは、軽々しく決断はしないだろう。

何かしらの強い意志があって事実婚を選ぶ人がほとんどのようだ。

逃げ恥のように好きでもないもの同士が互いの足りないものを補い合うために事実婚するということは、現実にはなりそうもない話だが、届出婚をする人の中には、旦那の年収目当てで結婚する人も少なからずいるだろう。

それとほぼ大差はないように思う。

こう考えると事実婚、一見、いいように見えるが、これが主流になってくると、届出婚をする人が少なくなって、そもそも、結婚する人が少なくなっているのにますます少なくなっていくよな

あ、でも、事実婚も籍入れていないけど結婚には変わらないから関係ないのか?

婚姻率、離婚率に事実婚もはいっているのかな?

そもそも結婚って何でするんだろう。

子孫残すためだけだったら、別に結婚する必要ないし、事実婚のまま2人子供を産んで、別々の名字にすれば両方の家の子孫が残るからいいのでは?

嫁に行くとか婿に入るとか面倒くさいこともなくなるし。

届出婚したらしたで、名字変更とかいちいち面倒くさいことが多い。

そもそも、女性が男性の戸籍に入るのがまだまだ当たり前の世の中だから、その面倒くさい手続きは全て女性がしないといけないわけで。

私は断固として拒否し続ける。(結婚する予定ないからだが、笑)

戸籍をうつしたらうつしたで今度亡くなった時に、生まれた時からの戸籍を追いかけないといけない。

戸籍が移動しなければ一部で事足りるのに、結婚や離婚を繰り返している人は何個も戸籍謄本を取らないといけない。

遺産を相続する人が結婚や離婚を全て把握していれば楽だが、稀に知らないこともある。

何度も結婚と離婚を繰り返していたり、養子としていろんな戸籍を転々としていたりするかもしれない。

それを調べて集めるのは一苦労だろう。

遺産相続する時は大変なことになる事間違いなし。

その点、事実婚は、手続類では一切面倒くさくないところがメリットだろう。

戸籍も汚れないし、移動もしなくていい。

だけど、税法上は何もメリットがなく、扶養控除などは受けられないのはちょっとおしいかな。

でも、特にお金に困っていなければ、そこまで気にすることではない?

将来的に、税法上でも認められるようになれば、これ幸いと思う人もいるかも?

しかし、現状バリバリ共働きの人が事実婚するのかなという印象もある。

だったら、税金なんて関係ないといえば関係ない。

保険金の受取人も、保険会社によっては受取人になれるものもあるようだ。

相続人にも遺書さえきちんと準備していれば、よっぽどの親族がいない限りもらえる。

遺された親族との関係性、特に親御さんには相続権があるから気をつけたほうがいいみたい。

本当に相続は厄介ものの印象しかないけど、ちゃんと準備をしていれば安心できるはず。

こうやってみると、事実婚と届出婚の違いは、

  • 籍を入れるか、入れないか
  • 扶養控除などを受けられない

くらいで、あまり違いはなさそうに見える。

ここまで来ると届出婚の意味とはと思ってしまうけど、税法上の特典などが受けたい人は届出婚。

別にただ扶養になりたいけど、いつでも自由に別れられて、名字変えるのが面倒、嫌だと思う人は事実婚。

今のところ、私は後者を選びたいなと思うけど、その時にならないとわからないよね。

もしかしたら、旦那の名字を名乗りたくなるかもしれないし、扶養に入って控除受けまくりたいと思うかもしれない。

でも、今の扶養控除ってややこしくなったし、あまりメリットを感じられないし、逆に事実婚を影で応援しているのでは? と考えてみたり。

学生時代に10年のパスポートを作るときに言われた一言。

「女性は結婚して名字が変わる可能性があるので5年がおすすめですよ。」

その時はどうも思わなかったが、今の時代なら明らかに男女差別だ! と思うかもしれない。

以前会社の上司ともその話をしたことがあったが、案の定言われたらしく、モヤモヤしたらしい。

向こうには、そういうマニュアルがあるのかもしれないが、不快に思う人も中にはいる。

まあ、だいぶ前の話だから、今は分からないけど。

男女差別が問題に取り上げられることが多くなったので、敏感になり過ぎている感も否めないが、不快に思ったことをモヤモヤしたまま何も言わずにいると、結局元通りになっていく。

変えるのはこんなにハードルが高いのに、元通りにするのは簡単だ。

家を建てるのには、何ヶ月もかかるのに、壊すのは一瞬。

花も育つまでは時間も手間もかかるのに咲いてしまったら一瞬で散る。

命短し

恋せよ、乙女。