相手に聞こえていない挨拶はしていないのと同じ

新卒で入社した会社で、一番最初に教え込まれたのは挨拶でした。

今思い出すと、学生になった直後に始めたバイトで
一番最初に教えられたのも、いらっしゃいませ!
という挨拶だったなと思い出しました。

挨拶を何回か大声で練習してから店頭に立ってました。

1人の時はちょっと独り言みたいで恥ずかしかったなという記憶が蘇ります。

どこの仕事場に転職しても最初に教わるのは挨拶です。

だんだん年を重ねていくと挨拶は当たり前にできるだろうと
いちいち教えられる事は、なくなったけど

初日はどこで働いていても挨拶は緊張しますね。

特に、お客様というよりは、上司や先輩への挨拶が。

毎回、ドキドキしながら挨拶しに行っていたものです。

1週間もすれば慣れてはくるんですが、たまに緊張することも。

変な緊迫した謎の空気の時とか、
何故か挨拶をし忘れていて、中途半端な時間に会った時とか。

普段通りに挨拶をすればいいのに、何故だか冷や汗かいちゃう。

そんな感じで挨拶が急に苦痛になることもあります。

いつも通り、元気に笑顔で挨拶できればなんてことないのに。

なので、なるべく早く、元気に目を見て挨拶をする。

会社では、これをしておけば一応大丈夫!

でも、世の中そんなに甘くないこともあります。

そんな時は、もう諦めるしかありません。

辛いのは今だけ、こんな理不尽な事も世の中にあるんだと
客観的に自分を外から俯瞰するに限りますね。

それも、なかなか高度な技術なんですけどね〜笑

結局は、元気に挨拶ができたとしても
相手に自分の態度が良いように伝わっていなければうまくいかない。

自分は、良いと思っていても相手によっては悪い印象を与える事もあるのです。

ただ、言葉を伝えるだけでは意味がない。

言葉も大切だけれど、見た目も大事ってことですね。

ニキビブツブツの人が突然やってきて
この薬用石鹸であなたのニキビ良くなりますよって売りに来ても買いませんもん。

まず、あなたがその薬用石鹸でニキビ治してから売りに来てくださいってなりますもん。

思っているだけでは伝わらないので
伝えたいことは口に出して言わなければならないけど

伝えたいこと以上に見た目が何かを伝えてしまうという恐れもあります。

不味そうな顔して、美味しいと言ってもすぐ嘘だとバレてしまうし

嬉しくもないのに、これ欲しかったの〜と言っても
よっぽどの女優じゃないとがっかりした感じがなんとなく伝わってしまいます。

本当のことを言って傷つけたくないから嘘をつくんですが

結局、本心とは違うことを言葉にしているから
動作が言葉についていけなくて違和感を伝えてしまうんです。

よかれと思ってした事が、裏目に出てしまう。

そんな切ない人生を長らく送ってきました。

身体は正直なんですよ、笑

喜怒哀楽がすぐ顔に出てしまうんです。

だから、嘘はよくない。

たとえ相手の事を思って言った嘘でもね。

結局、思ってしまった時点でどちらにしろ
相手を傷つけてしまうんです。

それを、いかにコミュニケーションで補っていくかですね。

なんとも、難しい問題ですよ。

私は特に、初対面の人への挨拶が1番苦手です。

挨拶するべきなのか微妙な空気の時が1番苦痛です。

何かしらの講座や集会の時に、たまたま隣に座った初対面の方とか。

向こうから挨拶をしてくだされば、話しかけてもいいのかと思えるけど
明らかに目も合わない人だったら、こちらからは話しかけられない。

結局は、いつも受け身なんですね。

たまに、勇気を振りしぼって挨拶してみたはいいが
その後の会話が続かず、沈黙になり、気まずくなるケースもありますし。

そんな時は、挨拶しなければよかったと後悔します。笑

一か八かの挨拶は辞めて、その後の話のバリエーションも
いくつか考えておかないといけないんだなって思いました。

きっといくつか共通点があろう人たちの集会に参加しているので
その事について質問すればいいのでしょうが
果たしてどこまで聞いていいのかなども考えてしまう。

そういう事を考えていると沈黙になってしまって
その次に繋げる前に会話終了という悲しい結末に。

周りの人たちは、楽しそうに話しているのに
何故私はその輪に入れないんだろうといつも思います。

こういう体験をしていると、受け身の方が楽だと
いっそのこと1人でいる方が楽だと思うんですね。

でも、そういう集会に行くと仲間を作りましょうと99.9%勧められます。

こっちは仲間を作りたくても作れないんだよー!
といつも心の中で思います。

これからAIなどが発達したら、人間にしかできない仕事は
コミュニケーション能力が必要になるもの。

もしくは、創造するクリエイティブな仕事。

人間と挨拶もかわせない私はAI以下の存在になってしまうのでしょうか。

コミュニケーションがうまく取れない人間の
生きていく方法はないんだよと世界が囁いているようです。

コミュニケーションができないと引きこもるしかないと言ってくるような世の中。

こんな引きこもりばかりの世の中にしたのは誰なんだ〜。

コミュニケーション能力は素晴らしい最強の武器だというのは分かります。

でも、コミュニケーション能力程、曖昧なものってこの世に無いと思います。

多分、この世で一番曖昧で難しいものがコミュニケーションだと思います。

だから、AIもそれを再現できないのではないでしょうか。

それが、人間にとっての唯一の救いなのかもしれません。

もしも、AIが人間の心を読めるようになって
人間とコミュニケーションが取れるようになったら

本当に私のような存在は必要なくなるのかな〜。

コミュニケーションを取らなくても
生きていける何かしらの存在理由を探しに、旅に出よう。